親族の貸金庫から1500万円を盗み、偽札にすり替えたとして、大阪府警は18日、東京都日野市の無職、吉原恒一容疑者(73)を窃盗と偽造通貨行使の疑いで逮捕し、発表した。吉原容疑者は容疑を認め、「盗んだことがばれないように偽札を入れた」と話しているという。
捜査2課によると、吉原容疑者は2017年9月、大阪市内の銀行にある80代の親族女性の貸金庫から現金1500万円を盗み、同12月、代わりに偽1万円札1468枚を入れた疑いがある。吉原容疑者は女性の代理人として、貸金庫へ入ることができたという。
女性が昨年11月、貸金庫から現金を取り出そうとした際、行員が偽札と気づいた。貸金庫の利用状況などから吉原容疑者の関与が浮かんだという。府警は偽札が作られた経緯も調べる。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル