国内の鉄道黎明(れいめい)期に活躍した「403号蒸気機関車」が、製造から136年を経た今年、東京都江東区豊洲で公開展示されることになった。100年以上にわたって保有していた西武鉄道が半年をかけて明治期の姿に復元し、鉄道にゆかりの深い芝浦工大付属中学高校に寄贈した。11月から公開されている。
403号は、ゆりかもめ新豊洲駅近くにある同校北側の一角に置かれている。黒光りする車体に動輪の鮮やかな赤色が映える姿に、散歩途中に足を止めてスマホを向ける住民が目立つ。運転室内につながる階段も設けられ、休校日を除く月~土曜(午前9時~午後5時)に見学できる。
見どころは車両だけではない…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル