斎藤徹
福島県警二本松署は7日、市内の太陽光発電施設から全長約1千メートルの銅線が盗まれたと発表した。窃盗事件として調べている。県内外の太陽光発電施設では、大量の銅線が盗まれる事件が相次いでおり、県警は警戒を呼びかけている。
署によると、銅線は合計で重さ約10トンで、1300万円相当。送電用ケーブルなどとして太陽光発電施設内に配備されていた。
7日午前8時半ごろ、発電施設を訪れた関係者が、施設内が荒らされているのに気づき通報した。今月1日昼以降、複数人による犯行とみられる。現場はフェンスで囲まれていたという。
県内では1月末に白河市内の太陽光発電施設で全長約2400メートルの銅線(約1200万円相当)が盗まれているのがわかり、県警は関連も含め調べている。(斎藤徹)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル