岡山市で5歳の女児が虐待された後に死亡し、母親と内縁の夫が強要容疑で逮捕された事件で、鍋の中に長時間立たせる昨年9月の虐待行為は、5日で計20時間以上に及んでいた疑いがあることが岡山県警の調べで分かった。県警は虐待が日常的に繰り返されていたとみて調べている。
亡くなったのは岡山市北区花尻の西田真愛(まお)ちゃん。死亡時は6歳だった。9日に逮捕されたのは同居する実母の西田彩容疑者(34)と、同市南区築港新町2丁目の内装工の船橋誠二容疑者(38)。船橋容疑者は容疑を認め、西田容疑者は「私がやったことではない」と否認しているという。
逮捕容疑となった虐待行為は昨年9月10~23日の計5回。最初は西田容疑者の自宅で10日午後10時45分ごろ、船橋容疑者が真愛ちゃんの髪の毛をつかんで引っ張り、胸ぐらをつかむなどして椅子の上に翌午前2時すぎまで立たせたとされる。その後も主に深夜、顔を殴ったり、口に手指を突っ込んで下あごをつかんだりする暴行のほか、椅子の上に置いた鍋の中に立たせるなどの行為を約3~6時間ずつ繰り返したという。
真愛ちゃんは同25日に搬送…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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