暮らしや旅を題材にした随筆を数多く発表しているエッセイストの岸本葉子さん(58)は、このところ家の台所回りを見直しています。でもそれでいて「料理に自信はないし、普段は面倒くさいと思いつつ作って食べている」のだそう。ではなぜ台所に心を配るのか。そこにはエイジングに向けた心構えがあると話してくれました。
家事の省力化を図った
3年前に自宅をリフォームし、台所に自分の身長に合った高さの調理台を入れました。つり戸棚は手元に引き寄せられる可動式に、鍋が入る大きさの食洗機も備え付けました。来たるべきシニア期に備え、家事の省力化を大きく図ったのです。
それに続く道具類の見直しで、昨年、家の鍋を総入れ替えしました。それまでのものは20年あまり使い続けてコーティングもはげ、自分の加齢のせいか重さも苦になってきて、一新を図ったのです。色々探してみて見つけたのが、「ビタクラフト アリゾナ」でした。
アルミニウムとステンレスの多…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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