長崎の星空はきれいだった 壕からは人間の腐った臭いが

【朝日新聞ポッドキャスト】被爆75年 託すメッセージ 山口豊さん

 広島と長崎に原爆が投下されてから75年。朝日新聞ポッドキャストは、被爆者の証言を音声の形で後世に残す取り組みを進めます。記者とのやりとりも含めて、そのままお聞きください。

 今回は、山口豊(やまぐち・ゆたか)さんのお話です。取材をした朝日新聞名古屋報道センターの高絢実(こう・あやみ)記者に聞いていきます。

Q:この方はどういう方ですか。

A:愛知県一宮市にお住まいで、現在90歳です。一宮市原爆被災者の会の会長を続けられています。

Q:被爆当時はおいくつだったんですか?

A:15歳で中学4年生でした。大浦天主堂そばの神学校の自習室にいて、眉の上を切るけがをしたそうです。

Q:この音源はいつ録音したものですか。

A:先月、一宮市の自宅で取材をした際に録音しました。山口さんは耳が遠く、筆談も交えながらのインタビューでした。

Q:どんなところに注目して聞いたらいいでしょうか。

A:被爆直後の壮絶な経験や、90歳になっても会長を続ける山口さんが、次の世代にバトンを渡そうとする思いに注目していただければと思います。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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