国際平和シンポジウム「核兵器廃絶への道~世界を『終わり』にさせないために」(朝日新聞社、長崎市、長崎平和推進協会主催)が30日、長崎市内で開かれる。29日、パネリストら5人が長崎市松山町の爆心地公園を訪れ、原爆落下中心地碑に献花した。
1歳で被爆した和田征子・日本原水爆被害者団体協議会事務局次長は「ここを訪れる度に、この悲劇を繰り返すことは決してならないとの思いがこみ上げてくる」と語った。被爆3世で長崎大核兵器廃絶研究センター特任研究員の林田光弘さんは「核兵器の問題は今を生きる私たちの問題でもある。シンポジウムをこれからの未来を考えられる機会にしたい」と抱負を語った。
シンポは30日午前10時から長崎原爆資料館ホールで。米シンクタンク・軍備管理協会のダリル・キンボール会長の基調講演やパネル討論などがある。
詳細は以下の通り。
◇30日(土)午前10時~午後3時10分、長崎市の長崎原爆資料館ホールからライブ配信(会場参加は定員200人、申し込み不要)。視聴は応募ページ(http://t.asahi.com/isp2022
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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