長崎市の爆心地公園に白いギザギザの線が無数に描かれている。被爆者の声紋を表現したもので、スマートフォンをかざすと声が聞ける。75年前、原爆が引き起こした惨状を想像してほしいと、長崎原爆被災者協議会が取り組んでいる。
「風が家の中にふっと吹いてきて。その風が生ぬるい風っていうかね……」。白い線の上の番号がついた模様にスマホをかざすと、画面に「あの瞬間」と描かれた3D画像が現れ、被爆者の女性の声が流れる。
企画は長崎市の被爆75周年記念事業の一環。ブラジルなど海外に住む人を含む被爆者12人の声を聞くことができる。
音声は、原爆に関するドキュメ…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル