相模鉄道とJR東日本の直通運転が始まった30日、新設された羽沢横浜国大駅(横浜市神奈川区)では終日、鉄道ファンらで長蛇の列ができた。
その理由は、新駅の名称と開業日が刻まれた「記念切符」や「記念入場券」の購入。券売機を先頭にした人の列は構内からあふれて沿道まで延び、駅員らが対応に追われた。
「これが手に入るのはきょうだけ。1時間以上並んだかいがありました」。相鉄沿線に住む男性公務員(56)が顔をほころばせて見せてくれたのは、「2019.11.30」の日付と「羽沢横浜国大」の名が記された切符。印字内容が少し異なる2枚を購入した男性は大事そうに財布にしまった。
東京都内に住む私立中学1年の男子生徒は、切符を買うために初めて相鉄線を利用したという。「濃紺の車両が格好良い。また乗ります」と笑顔で帰途に就いた。
神奈川新聞社
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