長野県塩尻市の老人ホームで、入所者に薬物を飲ませて殺害したとして殺人容疑で逮捕された当時の職員、望月大輔容疑者(40)=同県下諏訪町=について、長野地検松本支部は24日、事件当時の刑事責任能力を調べるための鑑定留置を始めたと発表した。期間は1月9日まで。
23日に松本簡裁に請求し、同日付で認められた。期間中、医師が容疑者の成育歴や精神疾患の有無などを調べる。地検はその見解を踏まえて刑事責任能力の有無や程度を判断し、起訴するかどうかを決める。
捜査関係者などによると、望月容疑者は逮捕後、殺人容疑について「覚えていない」「やったかもしれない」などとあいまいな供述をしているという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル