長野の雪崩、意識不明の2人を捜索へ 遭難救助隊12人が出発

 長野県小谷(おたり)村でゲレンデ外の滑走に訪れていた外国人らが雪崩に巻き込まれ、現場に残された2人が意識不明となっている事故で、30日午前7時15分、長野県警の山岳遭難救助隊12人が現場の捜索に出発した。

 県警などによると、雪崩が起きたのは29日午後2時半ごろ。同村の白馬乗鞍岳(標高2469メートル)にある天狗原の東側斜面(約2100メートル)で、複数人が雪崩に巻き込まれたのをゲレンデ外の「バックカントリー」でスキーなどをするために現地を訪れていた外国人が目撃した。

 現場は栂池(つがいけ)高原スキー場から白馬乗鞍岳の山頂をめざす方向にある。救助隊はスキー場のゴンドラリフトを使ってスキー場上部に行き、そこから徒歩で現場に向かうという。

 雪崩に巻き込まれたとみられるのは、目撃した外国人とは別のグループ。このうち3人は29日夜に下山したが、2人が現場に残され、意識がないという。

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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