長野・飯田で土砂崩れ 男性1人が心肺停止状態で発見

 12日午後7時5分ごろ、長野県飯田市座光寺で「土砂崩れが発生して、男性が巻き込まれた」と119番通報があった。飯田広域消防本部と県によると、小洞沢川沿いののり面が幅15メートル、高さ10メートルほど崩落。男性1人が巻き込まれた。男性は午後11時20分に土砂の中から救助されたが、心肺停止の状態という。

 飯田市によると、現場では崩落前に地割れや水が噴き出る現象が起きていて、土地を所有する70代の男性が作業をしていたとみられる。午後6時40分ごろ、男性の妻に「落ちた」と電話があったあと連絡が取れなくなっているという。

 この崩落で土砂が川をせき止めたため、市は下流に住む3世帯7人に避難指示を出した。

 現場は市北部のJR飯田線元善光寺駅の近く。

 市内を含む県南部には3日から雨が降り続き、11日夜も激しい雨が降った。市には同日夜から12日朝まで土砂災害警戒情報が出されていた。(田中奏子)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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