15日放送のTBS系「サンデーモーニング」(日曜・前8時)で「今年の政治」を振り返った。
番組では、今年1年の国会を振り返り、厚労省の不適切な調査が明らかになった「毎月勤労統計」の問題に端を発した「統計不正問題」にふれ、3月のJNNの世論調査で説明に「納得できる」が「14パーセント」で「納得できない」が「67パーセント」だった。6月に老後資金で金融庁がおよそ2000万円必要と指摘した報告書が国民の間で不安が広がると、麻生太郎金融担当相が自ら諮問したにもかかわらず受け取りを拒否したことなどを振り返った。
それでも内閣の支持率は下がらず、7月の参院選で与党は改選議席の過半数を上回る議席を獲得したことも伝えた。ただ、10月にはじまった臨時国会で菅原一秀経産相と河井克行法相が相次いで辞任した。両氏とも「説明責任を果たす」と述べたが、今も説明していない状態が続いていることや問題が噴き出している「桜を見る会」での政府の対応を報じた。
こうした今年の国会に、司会の関口宏は「私の意見で申し訳ないけれど」と前置きし「言葉が軽くなっちゃたなぁって気がする」と指摘した。
その上で「説明責任を果たしてまいりますって、果たした人がどこにいるんだろう?」と疑問を投げかけた。
報知新聞社
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