関東大震災発生から100年となる9月1日午前に、東京都墨田区の横網町公園に立つ朝鮮人犠牲者追悼碑の前で追悼式典を催す主催団体が17日、声明を発表した。同じ追悼碑前で別の団体が1日午後に予定する集会について声明で「死者を冒瀆(ぼうとく)する集会だ」と非難し、公園使用許可を出さないよう都に求めた。
追悼碑は大震災の直後に虐殺された朝鮮人らを追悼するため1973年に立てられ、翌74年から碑の前で追悼式典が催されてきた。今年は日朝協会などによる実行委員会が9月1日午前11時から開催を予定している。
一方、朝鮮人虐殺の事実を疑問視する団体「そよ風」は、追悼碑に刻まれた犠牲者数「6千余名」を「根拠がない」と主張し、碑の撤去を2016年から要求。17年から公園内の別の慰霊碑前で、日朝協会と同じ1日午前に「真実の慰霊祭」と称する集会を催してきた。今年は時刻を1日午後にずらし、同じ追悼碑の前で集会を開くと8月11日にブログで発表した。
「そよ風」については「朝鮮…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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