近畿地方は12日土曜日ごろまで昼間は過ごしやすい日が多いでしょう。ただ、その後は強い寒気が流れ込み、来週のはじめは近畿地方の平地でも雪が降るおそれがあります。今週のうちに本格的な冬の寒さや雪への備えを進めておきましょう。
7日午後 中部はおおむね晴れ 北部と南部は雨の所も
きょう7日の午後も高気圧に覆われて中部はおおむね晴れるでしょう。南部も晴れる所が多いですが、沿岸部でにわか雨の可能性があります。日中の気温は15度以上になる所が多く、比較的暖かい見込みです。北部は日本海を通る気圧の谷の影響で雲が多くなり、夜は雨の降る所があるでしょう。あす8日は冷たい空気が流れ込むため、北部は引き続き雲が多く、雨の降る所がある見込みです。ただ、中部や南部では影響が小さく、あす8日もおおむね晴れて、日中の最高気温は15度前後と平年より高いでしょう。
週間 土曜日ごろにかけて平年より気温は高い ただ来週は真冬の寒さに
土曜日ごろにかけて強い寒気の南下はなく、近畿地方の中部や南部は晴れる日が多いでしょう。日中の最高気温は15度前後の日が多く、朝晩は寒いですが、昼間は過ごしやすい日が多い見込みです。北部は雲の広がる日もありますが、日中の最高気温は平年より高めで経過するでしょう。ただ、13日(日)の雨を境に急激に気温が低くなります。14日(月)は強い冬型の気圧配置になり、平地でも雪を降らせるほどの強い寒気が流れ込む見通しです。14日(月)は近畿地方の北部や山沿いは広く雪が降り、中部や南部でも雪が降る可能性があります。日中の最高気温は軒並み一桁となり、本格的な真冬の寒さになりそうです。冬物のコートや暖房器具などの準備がまだの方は、今週の暖かいうちに準備を進めておくとよさそうです。また、今シーズン初の雪になりますので、車を運転される方は早めに冬用タイヤの履き替えを検討なさってください。
日本気象協会 関西支社 北井 菊恵
Source : 国内 – Yahoo!ニュース