関西学院グリークラブ・淀川混声合唱団が全国へ　関西合唱コン最終日

　第76回関西合唱コンクール（関西合唱連盟、朝日新聞社主催）の大学職場一般部門は10日、兵庫県伊丹市の東リいたみホールで最終日を迎えた。大学ユース（少人数、大人数）と混声合唱の部があり、大阪、京都、兵庫、奈良の4府県から計12団体が参加し、マスク着用で歌声を響かせた。

　審査の結果、金賞受賞団体の中から大学ユースで関西学院グリークラブ（兵庫）が、混声合唱で淀川混声合唱団（大阪）が関西代表に選ばれ、全国大会に出場する。

　大学職場一般部門の中で最優秀の団体に贈られる全日本合唱連盟理事長賞には淀川混声合唱団が輝いた。学生指揮者賞は立命館大学混声合唱団メディックス（京都）の和田花さんと、京都大学音楽研究会ハイマート合唱団の橋本康平さんに贈られた。

　全国大会は大学ユースと室内合唱の部が11月20日に、同声合唱と混声合唱の部が同21日に、岡山市で開かれる。

　結果は次の通り。（◎は関西代表）

　【大学ユース・少人数】金賞=奈良女子大学音楽部、同志社グリークラブ（京都）▽銀賞=立命館大学混声合唱団メディックス（京都）、大阪成蹊学園コーラス部▽銅賞=大阪大学合唱団TEMPEST

　【大学ユース・大人数】金賞=◎関西学院グリークラブ、関西学院大学文化総部混声合唱団エゴラド（以上兵庫）、京都大学音楽研究会ハイマート合唱団

　【混声】金賞=◎淀川混声合唱団（大阪）、Ch(●（oとeの合字）,oe)ur　Ch●（eに^（曲折アクセント）付き）ne〈クール　シェンヌ〉（奈良）、混声合唱団はもーるKOBE（兵庫）▽合唱団ことのは（大阪）はタイムオーバーで失格（五十嵐聖士郎、村瀬成幸）