関西私鉄リレーウオークが25年目 甲子園100周年ゆかりの企画も

 私鉄5社が厳選したコースを歩いて楽しむ「駅からはじまる朝日・五私鉄リレーウオーク2024」(朝日新聞社、朝日放送テレビ、日刊スポーツ後援)が4月から11月にかけて開催される。25年目を迎えた今年は、阪神甲子園球場の100周年に合わせた企画などが用意された。

 5社は阪急、南海、阪神、近鉄、京阪。阪神大震災で被災した関西圏を盛り上げようと、1997年に「五私鉄は元気です」をスローガンに「朝日・五私鉄リレーハイキング」を開始。2000年に「朝日・五私鉄リレーウオーク」になった。多くの家族連れやハイカーが参加し、23年の参加者は1回あたり平均で2238人だったという。

 今年の初回は4月14日。阪急が「爽やかな春風を感じて、今、神戸をめぐる」と題し、震災から復興した街並みや港湾沿いをめぐるコースを企画。「人と防災未来センター」にも立ち寄る。

 6月2日にある第3回は阪神・朝日の「阪神甲子園球場100周年記念 高校野球の歴史を探る!」。甲子園歴史館や、かつて大会が開かれていた鳴尾球場跡をめぐる。10月6日となる第4回は近鉄で、世界遺産登録20周年を迎える「紀伊山地の霊場と参詣道(さんけいみち)」コースだ。修験道や南朝ゆかりの寺社をめぐる。

 参加無料、事前申し込み不要。各回とも参加賞があり、全5回に参加すると「五私鉄制覇賞」としてミニサコッシュセットがもらえる。各回の問い合わせ先や集合場所、時間など詳しくはリレーウオークのサイト(https://a-5walk.jp/)で。島康彦

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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