関西電力の役員らが高浜原発が立地する福井県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)から多額の金品を受領していた問題で、森山氏からの金品は個人で管理し、タイミングを見計らって返却するよう幹部らが口頭で対応を引き継ぎ共有していたことが2日、関電関係者への取材で分かった。
社内では金品受領に疑問を呈する声もあったが慣例で続けられ、結果として八木誠会長(69)ら20人が総額3億2千万円相当を受領することになった。関係者からは「会社全体で金品を管理すべきだった」との声も上がっており、役員らの甘い認識や経営責任が問われそうだ。関電は2日午後、改めて大阪市で記者会見を開く。
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