大阪市の松井一郎市長は4日、金品受領問題で関西電力が新しく設置する第三者委員会に市が推薦する委員を加えない場合、臨時株主総会の開催要求や株主代表訴訟の準備に入る考えを示した。その際は経営陣の刷新を求めることになりそうだ。
関電の筆頭株主である市は、推薦する委員を第三者委員会に入れるよう要望。9日までの回答を求めている。松井氏は4日、市役所で記者団に「(関電が)断れば、お手盛りの委員会になる」と指摘。「徹底究明ではなく『うまくごまかそう委員会』になってしまう」と述べた。(笹川翔平)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル