関西電力の実力者と呼ばれた内藤千百里(ちもり)元副社長(2018年に死去)は、福井県高浜町の助役として高浜原発増設に尽力する森山栄治氏(今年3月死去)と出会ったときのことを、はっきり覚えていた。
「知事を脅しあげる、えげつないおっさん」
1959年の社長就任以来28年間にわたり経営トップに座り、「関電のドン(首領)」と呼ばれた芦原義重・元名誉会長(03年に死去)の側近だった内藤氏は、社内で政界などへの「裏工作」を引き受けていた。
内藤氏と森山氏の2人がつなが…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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