福岡県太宰府市の観世音寺と隣の戒壇院で29日夜、年末年始恒例のライトアップの試験点灯があった。冷え込んだ中、西日本随一の古刹(こさつ)が夜の闇に浮かび上がった。
ライトアップは年の変わり目を楽しんでもらおうと同市が例年、続けている。両寺院を照らし出すのは、発光ダイオード(LED)使用の照明約100基。伽羅(きゃら)色(柔らかい黄赤色)系のライトが当てられた観世音寺講堂は、落ち着いた雰囲気を漂わせていた。
本点灯は30日午後5~10時と31日午後5時~1月1日午前3時ごろ。観世音寺境内では、明かりを入れた紙袋を幾つも並べたランタンウオールも飾られる。同寺は31日午後11時20分から、国内最古で知られる梵鐘(ぼんしょう)で除夜の鐘を突く。(南里義則)
西日本新聞社
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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