阪大、臓器「線維化」の原因特定 新薬開発を目指す(共同通信)

 肝硬変や間質性肺炎などで、臓器が硬くなり機能を失う「線維化」を引き起こすタンパク質「RBM7」を特定したと、大阪大などのチームが18日付の米科学誌イミュニティー電子版に発表した。マウス実験でこのタンパク質ができないようにすると、肺の線維化を止めることができた。

 現在は治療薬がないが、チームの佐藤荘准教授(免疫学)は「健康な人にはほとんどないタンパク質のため、薬で狙い撃ちしても副作用は少ないと期待できる」と説明。企業と組み、新薬開発を目指すと明かした。

 線維化は傷ついた臓器の修復過程で誤って起きると考えられている。

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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