阪大が「大阪公立大学」の英語表記を批判(日刊スポーツ)

大阪府立大と大阪市立大を統合して22年度開学予定の新大学の名称について、府、市、運営法人は26日、「大阪公立大学」に決めた。英語表記は「University of Osaka」とした。しかし「Osaka University」を使用している大阪大が「酷似し、非常に大きな障害となる。意見交換がないまま決定され残念」などと批判する西尾章治郎総長のコメントを発表した。 大阪大がこの日、ホームページに掲載した西尾総長のコメントは「大変驚いている」と切り出し、「本学の英語名称は長年使用し、海外でも広く認識され、定着している。大阪公立大学の英語名称はこれと酷似し、大きな混乱を招き、両大学の未来にとって非常に大きな障害となることは必至。そのような事態にならないよう憂慮していたが、双方の間で意見交換が行われないまま決定されたことは誠に残念でならない」などと主張。「昨日、大阪府知事、大阪市長、公立大学法人大阪理事長あてに、その旨をお伝えしたところですが、多くの関係者の皆様の混乱を招くことのないよう配慮をお願いしたいと考えております」と訴えている。 新大学は、大阪城近くの森之宮地区に本部キャンパスを整備。11学部。学部入学定員は約2900人で、国公立大では大阪大、東京大に次ぐ3番目の規模になる。名称の協議では「公立大学大阪」「大阪総合大学」も検討された。

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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