大阪・梅田の百貨店、阪急うめだ本店のトイレで14日午後、80代の女性がスプレーのようなものを顔に吹きかけられた事件で、大阪府警は15日、アルバイト山岸操容疑者(33)=大阪市阿倍野区丸山通2丁目=を傷害の疑いで逮捕し、発表した。「催涙スプレーをかけたことに間違いない」と容疑を認めているという。
曽根崎署によると、逮捕容疑は14日午後1時25分ごろ、同店9階の女性用トイレ内で、奈良市の女性(85)に対し、スプレーのようなものを吹きかけてけがをさせたというもの。女性は頭部に軽傷を負った。山岸容疑者との間に面識はなかったとみられる。
店内の防犯カメラ映像などから、山岸容疑者が関与した疑いが浮上した。署によると、事件では女性のほか、少なくとも6人も体調不良を訴えて病院に搬送されるなどした。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル