阪神高速道路は、西船場ジャンクション(大阪市)で建設を進めていた「信濃橋渡り線」を29日午前4時に開通させる。大阪港線(東行き)と環状線(北行き)を直接結び、運転距離と時間がそれぞれ5・5キロ、約5分短縮できるようにする。
28日午前、新設した約180メートルの渡り線を報道陣に公開した。これまで大阪港線で神戸方面から来た場合、北行きの環状線に入るには南側にいったん迂回(うかい)する必要があり、利用者から「なぜ遠回りする必要があるのか」などと改善の要望が寄せられていた。
このため、総工費約169億円かけて2014年1月に「渡り線」の新設工事に着手。付近の大阪港線と環状線の道路も1車線ずつ増やした。迂回する車による環状線の渋滞も緩和が見込めるという。(神山純一)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment