阪神高速、22キロで顕著な損傷 2000億円で大規模工事が必要に

 阪神高速道路は27日、総延長258キロのうち、すでに工事が進む91キロに加えて、新たに計22キロの区間で大規模な造り替えや修繕などの工事が必要になったと発表した。工事の時期は未定。事業費は約2千億円を見込んでいる。

 阪神高速は最も古い区間で1964年に開通し、現在は1日約70万台が通る。2012年の笹子トンネル山梨県大月市)の天井板崩落事故を受けて、14年度から定期点検を強化した。その結果、特に開通後40年が経った区間で、顕著な損傷が見つかったという。

 新たに工事が必要な区間のうち、1976年に開通した新神戸トンネル(神戸市中央区―同市北区)では舗装のひび割れが見つかった。また81年に利用が始まった阿波座ジャンクション(大阪市西区)付近では道路の側壁に腐食があり、取り換えが必要という。

 91キロ区間の工事は201…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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