防犯カメラの映像に記録された音 所有者の男性「こんな近所で物騒」

高井里佳子

【動画】防犯カメラの映像に発砲音のような音が残されていた=読者提供

 安倍晋三元首相(67)が街頭演説中に撃たれて殺害された事件で、殺人容疑で送検された無職山上徹也容疑者(41)が「事件前日に銃弾を撃ち込んだ」と供述している奈良市内の宗教団体関連施設付近の民家の防犯カメラに、発砲音のような音が記録されていたことが分かった。近くの別の防犯カメラには同時刻ごろ、山上容疑者の車と似た車両が映っており、奈良県警は山上容疑者による発砲音の可能性があるとみて調べている。

 防犯カメラは、宗教法人「世界平和統一家庭連合」(旧・世界基督教統一神霊協会=統一教会)の関連施設が入る奈良市三条大路1丁目の建物から約130メートル離れた民家に3台設置されていた。映像にはいずれも事件前日の7日午前4時2分、「バーン」という音が記録されていた。県警も内容を把握しているという。

 この民家に住む男性(86)は「聞いたことのないような大きな音だった。発砲音ではないか。近所で撃っていたのだとすると、物騒でこわい」と話した。(高井里佳子)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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