JR東海は1日、2021年度から在来線に投入予定の通勤型電車「315系」の外観デザインを発表した。また高山線の特急「ひだ」、紀勢線の特急「南紀」向けに開発している新型車両「HC85系」を正式に採用決定した。
同社によると、「315系」は、幾何学的な前面形状に高輝度のLED前照灯を配置。長く親しまれる白とコーポレートカラーのオレンジを調和させた。停電時に最寄り駅まで走行するためのバッテリーや車内防犯カメラを1両に5カ所備え、中央線、東海道線、関西線などに順次投入する。
「HC85系」は、同社初となるディーゼルエンジンと蓄電池によるハイブリッド方式。約1年の試験走行を経て、ハイブリッド方式としては国内初の最高速度・時速120キロでの営業運転が可能となる技術を確立したという。22年度の営業運転開始をめざす。(堀川勝元)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment