大山稜
「サザエさん」の4コマ漫画の吹き出しに自由なセリフを入れて防犯を表現する警視庁主催のコンテストの表彰式が29日、同庁本部(東京都千代田区)であった。飛田直子さん(72)、内藤美穂さん(51)、中野森さん(38)が優秀賞を受賞し、入選者代表として小学6年生の八木乃々葉さん(12)にも記念品が贈られた。
中野さんは、オレオレ詐欺を見破ったフネの「愛する夫の声じゃない」という言葉に気を良くした波平の「今夜は寿司(すし)をとろうか」のセリフで「オチ」を付けた。サザエさんの愛読者だという飛田さんは「入選の電話をもらった時も新手の詐欺じゃないかと疑っちゃいました」とあいさつし、日頃からの防犯への心構えをうかがわせた。
コンテストには、都内在住か在勤の3~97歳、1435人から2721作品が集まった。入選作は後日、警視庁HPに掲載される。(大山稜)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル