小野太郎 棚橋咲月 田嶋慶彦
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画をめぐり、防衛省沖縄防衛局は8日、軟弱地盤が見つかった辺野古北側の埋め立て工事に向けて入札4件を公告した。工事に必要な設計変更については、県の敗訴が確定した4日の最高裁判決を受け、玉城デニー知事が承認するか否か検討している。国の姿勢を前のめりだと反発する声もある。
沖縄防衛局が8日に公告した工事は、辺野古北側の大浦湾側で護岸を新設するもの。工事規模は計90億円以上としている。このほか、年内に計4件の工事の入札を予定する。
沖縄防衛局は、大浦湾側への着工をめぐる最高裁判決を前にした今年4月、投入する土砂100万立方メートルを、埋め立てを終えた土地に積み上げる工事の入札を公告。8月上旬、計360億円で業者と契約した。
県はこうした国の進め方に反…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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