須田世紀
山形県鶴岡市上田沢の住宅で18日午後4時ごろ、この家に住む無職の男性(78)が除雪機の下敷きになっているのを妻が見つけ、近所の人を通じて119番通報した。男性は意識不明の状態で病院に運ばれ、約1時間50分後に死亡が確認された。山形県警によると、雪害による死亡者はこの冬初めて。
鶴岡署の調べでは、男性は同日午後2時ごろから1人で手押し式の除雪機で作業していた。妻が見つけた時は雪をかき出すローターは停止していたが、除雪機のエンジンがかかったままだった。
県庄内総合支庁によると、事故前の18日午前8時時点の同市上田沢の積雪量は48センチ。24時間後には120センチまで増えるほどの大雪が降っていた。(須田世紀)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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