陰性判定後に発熱、再検査し判明も 埼玉で56人感染

 埼玉県内で16日、新型コロナウイルスの感染者が新たに56人発表された。県内で確認された感染者は延べ3235人となった。発表の内訳は、県39人、さいたま市8人、川口市7人、川越市1人、越谷市1人。

 県発表のうち、クラスター(感染者集団)が発生した所沢第一病院では、30代女性の医療従事者1人と、入院患者の50代女性と80代男性の感染が新たに判明。同病院関係の感染者は計56人(患者40人、職員16人、うち死亡4人)となった。

 さいたま市発表の8人は20~80代の男女。このうち、13日にクラスターの発生が判明した介護事業所「扇の森」(同市西区)で、80代の男性利用者の感染が新たに判明した。これで同所の感染者は8人目。

 川口市発表の7人は20~60代。うち市内在住の20代の美容師の女性は夫の感染が15日に発表になっており、家庭内の感染という。

 川越市発表の1人は、市内に住む40代の無職女性。家族3人暮らしで、小学生の息子の感染が判明したため、夫とともにPCR検査を受け、当初は夫が陽性で、女性は陰性と判定されていた。だが、女性はその後にせきが出始め、発熱。14日になって味覚に異常を感じたため保健所に相談し、帰国者・接触者外来で改めて検査を受けて感染が判明した。

 越谷市発表の1人は50代の会社員男性で、親族に陽性者がいる。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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