沖縄県の宮古島周辺で起きた陸上自衛隊のヘリ事故で亡くなった坂本雄一陸将(55)に代わり、陸自第8師団の師団長に就任した青木伸一陸将(57)の着任式が22日、北熊本駐屯地(熊本市北区)であった。青木陸将は「隊員の捜索活動に全力を尽くし、早期の部隊回復にも尽力したい」と訓示を述べた。
ヘリ事故では、乗っていた隊員10人のうち6人が見つかり、坂本陸将ら5人の死亡が確認されている。第8師団司令部幕僚長の庭田(にわた)徹1等陸佐(48)、同司令部の神尊皓基(こうそひろき)3等陸佐(34)も含まれている。
青木陸将は訓示で「5人が死亡という報に接したことは、まさに痛恨の極み」と言及。中国や北朝鮮の動向、ロシアのウクライナへの軍事侵攻といった安全保障環境の変化や、自然災害などへの対応が求められていることを挙げて「あらゆる任務に柔軟に即応し、任務を完遂する」と述べた。
その後の記者会見では「出来…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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