陸自発砲事件の射撃場、中指立てた隊員を訓戒処分に 訓練再開は未定

 陸上自衛隊員3人が銃で撃たれて死傷する事件があった陸上自衛隊日野基本射撃場(岐阜市)で、6日に訓練が再開された際、隊員が射撃場に向かう車両内から外部に向かって中指を立てる不適切な行為をした問題で、陸自第10師団(名古屋市守山区)は27日、この隊員を訓戒処分にしたと明らかにした。処分は24日付。

 処分されたのは、20代の男性隊員。第10師団の幹部が27日に柴橋正直・岐阜市長と面会し、一連の経緯を説明しておわびしたという。問題を受けて陸自は訓練を再び中止しており、再開の日程は「決まっていない」としている。

 射撃場では6月、自衛官候補生だった男(18)=殺人容疑などで送検=が男性隊員3人に発砲して、2人が死亡、1人が重傷を負う事件があった。(高木文子)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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