【宮城】陸上自衛隊仙台駐屯地は13日、部下の隊員にセクハラをしたとして、当時東北補給処に所属していた40代の陸曹長と、いずれも30代で同補給処所属の3等陸曹、技術技官の計3人を、停職3日の懲戒処分にしたと発表した。
3人は2019年7月ごろから22年3月ごろまで、被害隊員の体や足の大きさを揶揄(やゆ)したという。
22年8月のハラスメント調査で明らかになった。調査に対し、3人は「冗談のつもりだった」などと、行為を認めているという。
また、同じ被害隊員に対し、机をたたくなどの威圧的な行動をとった20代の隊員も戒告処分を受けた。
このほか、「使えない」「バカ」などと部下に言ってパワハラと認定された58歳の防衛事務官を戒告とし、部下に足蹴りをした52歳の陸曹長を1カ月の停職処分にするなど、計6人の懲戒処分も発表された。
補給処長の黒田耕太郎陸将補は「誠に申し訳なく、隊員の指導や教育、再発防止を徹底していく」とするコメントを出した。(吉村美耶)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル