発達障害などで通常学級に在籍しながら別の教室で「通級指導」を受ける児童生徒が2020年度に約16万4700人となり、前年度から2割増えたことが11日、文部科学省の調査でわかった。人工呼吸器などを使いながら幼稚園、小・中・高校に在籍する「医療的ケア児」は21年度1783人で前回(19年度)から2割増えた。
文科省は、障害のある子を受け入れる環境が整い、障害のない子と共に学ぶインクルーシブ教育が広がっていることが背景にあるとみている。
通級指導は20年度を通じて、医療的ケア児は21年5月1日の状況を調べた。
通級指導を受ける児童生徒に…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル