東京都青梅市の障害者支援施設の職員が入所者への傷害容疑で逮捕された事件で、警視庁は30日、この職員が同じ入所者に別の時期に暴力を振るったとして暴行容疑で再逮捕し、発表した。同庁は、職員がほかにも繰り返し暴力を加えていたとみている。
再逮捕されたのは、落合大丞(だいすけ)容疑者(41)=傷害罪で起訴。捜査1課によると、昨年12月3日午前11時25分ごろ、青梅市新町3丁目の施設内で、入所者の男性(当時30)を2回足蹴りする暴行を加えた疑いがある。同課が施設内の防犯カメラの映像を復元したところ、事件当時の様子が映っていたという。
落合容疑者は今年3月、入所者同士のトラブルの仲裁に入った際、この男性の顔などを殴ってけがを負わせたとして傷害容疑で逮捕された。男性はその後死亡が確認され、顔、胸、腹にあざが見つかったが、死因は特定されていない。
捜査関係者によると、今回の暴行容疑について「今まで何度となく被害者をたたいたり蹴ったりしているので、どの行為か思い出せない」と話しているという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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