大分市の高崎山自然動物園は25日、サルの人気を競う恒例の「選抜総選挙」の結果を発表した。雌部門は、英国王女と同じ名前で話題になった「シャーロット」(4歳)が連覇した。雄部門は、昨年5月に生まれた「アール」(0歳)が初出場でトップに輝いた。
総選挙ではこれまで職員がエントリーするサルを選んでいたが、今回は初めて公募。雄、雌部門にそれぞれ10匹が参加した。シャーロットは、有効票数の約半数を占める940票を獲得した。
アールを推薦した同市の保育士、高橋翠さん(22)は月に2回は園を訪れるという。「いたずらっ子で愛くるしく、アイドルのように光って見えた。成長していく姿が楽しみ」と喜んだ。園は「体を張って群れを守るおとこ気あふれる雄や、ぱっちりした目でかわいい雌など、個性豊かなサルばかり。ぜひ会いに来てほしい」と呼び掛けている。(岩谷瞬)
西日本新聞社
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