陸上自衛隊と在日米海兵隊の日米共同訓練「フォレストライト」が18日、熊本県山都町の大矢野原演習場などで始まった。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の輸送機MV22オスプレイによる夜間飛行も予定している。30日まで。
訓練には陸自約450人、米海兵隊約150人が参加し、23日まで同演習場で小銃や迫撃砲の実弾射撃訓練を実施。27~29日には霧島演習場(宮崎県えびの市)を「敵」に奪われた「島」に見立てて奪還する想定で戦闘訓練を展開。陸自隊員を米軍のオスプレイで輸送する訓練もある。
18日の訓練開始式で、陸自第12普通科連隊長の渡辺亘紀1等陸佐は「最高の成果を得るため最善を尽くす」、米第31海兵遠征部隊長のロバート・ブロウディ大佐は「あらゆるレベルで日米同盟をさらに深める」とそれぞれ訓示した。(古川努)
西日本新聞社
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