今日28日(火)夜になって関東の沖で雨雲が発達し、伊豆諸島や房総半島で雨が強まってきました。22時までの1時間に新島で27.0mm、千葉県館山で25.5mmの雨を観測しています。館山で1月にこれだけの雨を観測するのは14年ぶりです。
28日(火)22時現在、館山市を含む千葉県南部に大雨警報が出ています。
落雷や突風、土砂災害発生のおそれも
今夜遅くから明日29日(水)の早朝にかけて、千葉県から茨城県に活発な雨雲がかかる予想です。局地的に1時間に50mmを超える激しい雨が降り、1月としては記録的な大雨となるおそれがあります。また福島県の浜通りでも、明日の午前中に激しい雨が降る可能性があります。
また、活発の雨雲の通過時は、落雷や突風などの激しい現象が伴うおそれもあります。夜間の外出はなるべく避けて、安全な屋内でお過ごしください。
低気圧の発達に伴い、風も強く吹く予想です。明日の朝は気象情報だけでなく、運行情報等にも留意してください。
昨秋の大雨と近い状況 安全な場所で休息を
千葉県や福島県では、昨年10月に台風21号からの湿った空気の影響で大気の状態が不安定となって大雨が降り、川の氾濫や土砂災害、道路の冠水など大きな被害が出ました。今回、季節は違うものの似たような雨雲発達のパターンとなるおそれがあります。
台風15号や19号、上記の大雨などの被災地では、完全な復旧がまだ済んでいない所も多くあります。今夜は雨漏りや土砂崩れなどの可能性があるため、屋内のなるべく安全な場所で過ごすようにしてください。
ウェザーニュース
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース