雪はないけど、ネギはある-。暖冬のあおりで、スキーの団体バスの立ち寄りが激減している兵庫県朝来市山東町の道の駅「但馬のまほろば」が3日から、レストランの食事客を対象に、同市特産の「岩津ねぎ」を使ったてんぷらのお代わり無料のサービスを始めた。同駅は「雪はなくてもたっぷりの岩津ねぎを食べて」とPRしている。
同駅は北近畿豊岡自動車道沿いにあり、「但馬の玄関口」として年間約200万人が訪れる。冬季は但馬地域のスキー場に向かう団体ツアーのバスなどでにぎわう。
ところが今冬は記録的な暖かさとなり、フルオープンのスキー場が少ないこともあって、1月のスキーバスの利用客は昨年に比べて約9割減にまで落ち込んだという。
一方、甘みや香りが強い特産の岩津ねぎは平野部の積雪がなく、生育が順調。このため同駅が収穫シーズンに合わせて「岩津ねぎを食べて、風邪や雪不足に負けないで」と今冬初のイベントを企画した。
2月28日までの平日限定で、同駅のレストラン「茶すり庵」で食事をした場合、岩津ねぎてんぷら(300円相当)が食べ放題となる。
担当者は「岩津ねぎのおいしさを知ってもらうために揚げたてを提供します。何度でもお代わりしてください」と話している。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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