松本英仁
北海道壮瞥町で25~26日、第34回昭和新山国際雪合戦が開かれた。コロナ禍のため開催は4年ぶり。道外13チームを含む計68チーム約680人が3部門に分かれ、雪原の特設コートで熱い戦いを展開した。
町などでつくる実行委員会によると、国際ルールに基づく「YUKIGASSEN」は同町の発祥という。道内各地に競技団体ができ、昭和新山を望む会場で行われるこの大会で事実上の世界一を決める。かつてはフィンランドやカナダ、国内在住の外国人の参加もあった。今大会は普及を目指して、ビギナー部門も新設された。
1チーム7人の選手が10×36メートルのコート内で1セット3分、雪球90個を使い、相手全員に当てるか、敵陣の旗を奪った方が勝ち。試合は3セット戦で争う。年齢や体力の差を、瞬時の状況判断や巧みな戦術、チームワークの良さなどでカバーして勝ち上がることも競技の醍醐(だいご)味だ。
ゴーグル付きのヘルメット姿の選手は直径約7センチの雪球を手に、相手の球を避けながら投げ込んだり、隙を見て旗をめがけて飛び込んだりしていた。優勝は一般の部は「でぃくさんズ神出」(道央ブロック支部)、レディースの部は「めしべ」(岩手県連盟)。(松本英仁)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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