43人の死者・行方不明者を出した平成最初の大規模災害、雲仙・普賢岳(長崎県)の大火砕流から28年を迎え、被災した同県島原市では3日、遺族や市の関係者らが献花して犠牲者を悼んだ。
島原市などは、追悼碑がある市内の仁田団地第一公園と島原復興アリーナに献花台を設置。仁田団地第一公園の献花台には3日午前、市関係者ら約100人が白いキクを手向けた。参列した被災時の島原市長鐘ケ江管一さん(88)は「平成は災害の時代だった。令和の世は真に平和な時代になってほしい」と感慨深げに話した。遺族や地元住民も続々と献花に訪れ、台は花でいっぱいになった。
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース