政府は30日、東京電力管内に出している「電力需給逼迫(ひっぱく)注意報」を同日午後6時で解除すると発表した。休止中だった火力発電所が再稼働し、電力の余裕を示す予備率が7月1日は5%を上回る見通しになった。ただ、今夏は全国的に電力需給が厳しい状態は続くとみられ、政府は無理のない範囲での節電を求めている。
老朽化で休止していた火力発電会社JERAの姉崎5号機(千葉県市原市、60万キロワット)が30日に再稼働した。ほかにも補修作業を終えた複数の火力発電所が運転を再開し、供給力が上積みされる。
東電管内以外でも電力需給は厳しくなる。
経産省は30日、7~9月の…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル