電動キックボードでひき逃げ容疑、23歳女を逮捕 歩道を走行中に

長妻昭明

 電動キックボードで歩行者に衝突し、けがを負わせながら逃走したとして、警視庁は9月、無職の女(23)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。女は「キックボードと歩行者は当たっていないと思うが、転倒したのは私が原因」と一部否認しているという。

 捜査関係者によると、女は3日午後3時50分ごろ、東京都豊島区東池袋1丁目の歩道で電動キックボードを運転中、歩行中の60代女性に衝突。肋骨(ろっこつ)が折れるけがを負わせ、逃走した疑いがある。現場近くにいた警察官が、逃走する女を確保したという。

 7月1日施行の改正道交法で、電動キックボードは、最高速度が時速6キロ以下に制御されていれば、自転車通行可の歩道の走行が可能になった。ただ、女が事故当時運転していた車体の最高速度は同20キロで、速度は「10キロより出ていた」と女は話しているという。(長妻昭明)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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