デジタルをうまく活用すれば、自治会の業務の負担を減らせるのではないか。
3年前、200世帯余りが加入する京都市西京区の桂坂つばき自治会の会長になった並川恭明さん(57)は、そう考えた。
並川さんは、電子部品製造会社で働く会社員だ。
以前から、回覧板を回す仕組みが煩雑だと感じてきた。
それまで、市や警察、消防などからの回覧用印刷物は、自治会長や自治会の「専門委員」と呼ばれる担当者が、会合などでそれぞれ受け取り、急ぎの場合は20人近くいる班長宅にその都度歩いてポスティングしてきた。それを班長が班内で回覧板として回す。
LINEを使えば、もっと簡略化できるはずだ。
そう考えた並川さんはまず…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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