電柱に張りつく白バイ巡査 光る上半身で事故防止

 大分県警は、交差点や横断歩道を通過する車に徐行や一時停止を促すため、警察官をモデルにした実物大パネルを交差点や横断歩道付近に設置した。車のライトが当たると、反射ベストを着た上半身が浮かび上がる。それが目に入ることでドライバーの注意力も高まる、という効果を狙う。

 パネルは縦90センチ×横55センチ。軟らかい樹脂製で電柱などに巻き付けられる。モデルは県警交通機動隊で白バイ隊員を務める秋好平思(たいし)巡査(24)。「私が休みの日でも、『秋好くん』が市民を全力で守ります」と笑顔で話す。

 歩行者が多く信号機のない計35カ所の交差点や横断歩道付近に計140枚を設置した。大分市内の小学校近くにあるパネルを見た児童の保護者らからは「本物の警察官の写真だと親近感がある」「もっと強く光った方が気付きやすい」といった声が聞かれた。

 県警交通企画課によると、昨年…


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment