のせでんの愛称で知られる能勢電鉄(兵庫県川西市)が、4両1編成の電車をまるごと使って中高生の卒業を祝うイベント列車「祝電(しゅくでん)」の運行を始めた。
車内の広告スペースに沿線5校の在校生や教員の寄せ書きを掲示。美術部員がデザインしたヘッドマークを取り付け、一般電車に交じって31日まで走る。
コロナ禍で苦労が多かった卒業生の良き思い出になればとの粋な計らい。アイデアを出した社員は「会えなくなっても心のレールはいつまでもつながれば」。(武田肇)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル