東日本大震災の津波や東京電力福島第1原発事故で被災した岩手、宮城、福島3県の被災自治体で、例年11日に追悼式を開催してきた32市町村の約4割にあたる14市町が、規模を縮小した上で式典を実施することが6日、共同通信の取材で分かった。新型コロナウイルスの感染拡大で政府主催の追悼式は中止となったが「特別な行事」と判断した。
開催する自治体のうち、福島県南相馬市は合唱をやめ、献花を代表者だけにするなどの対応を取る。市の担当者は「原発避難もあってつらい思いをした住民が多い。縮小しても開催したい」と説明する。宮城県東松島市は参列者を減らすなどで対応する。
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