日本初の超高層ビル・霞が関ビルの設計を手がけた建築家で、日本設計名誉会長の池田武邦(いけだ・たけくに)さんが15日、老衰で死去した。98歳だった。葬儀は家族で行う。後日、お別れの会を開く予定。
67年、日本設計事務所(現日本設計)を創立し、社長、会長を歴任。68年に完成した日本初の超高層ビル・霞が関ビルや、京王プラザホテル、新宿三井ビルディング(いずれも東京)などを設計。ハウステンボス(長崎県)の構想も手がけた。
旧日本海軍の士官で、太平洋戦争末期に戦艦・大和とともに出撃し沈没した軽巡洋艦・矢矧(やはぎ)から生還した。自らの乗組員としての体験を語り続けた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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